大阪タオル工業組合
すぐれた吸収性と、やさしい肌ざわり。日本伝統の「泉州タオル」。
日本のタオル発祥の地、大阪・泉州で作られるJAPANブランド「泉州タオル」。 その大きな特長は、「後晒(あとざらし)」といわれる独自の製造方法。
泉州のきれいな水を利用した伝統の製法と、こだわり抜いた職人の技が、心地よく機能性の高いタオルを生みだしています。
日本のタオル発祥の地、大阪・泉州。
日本のタオルの歴史は、当時、綿織物が盛んであったこの地で始まりました。
明治20年、白木綿業を営んでいた里井圓治郎がパイルを作る「打出機」の開発に成功、以来約125年にわたり、 その意志を継ぐメーカーのこだわりと和泉山脈水系の良質な地下水によって、 高品質な「泉州タオル」は作りつづけられています。
後晒タオルの特性
素材の綿糸は織りやすくするために、ノリやロウなどで強度を高め、滑りを良くします。 そのために織りあがったままのタオルは水をはじき、吸水性が悪い状態です。
泉州の後晒タオルは織った後に“さらし”の工程を入れてノリや綿の脂分や不純物を洗い落とし、吸水性が高く肌ざわりのよい理想のタオルとなります。
「織り」のこだわり
一世紀以上にわたり受け継がれてきた織り技術には、技術革新の裏側に、より良いタオルづくりに執着する職人の勘が隠し味として効いています。
生活者の方が使用する状況を思い描きながら、最適な織り設計を計算、美しい意匠表現やパイルの長さ、密度にこだわってつくり上げています。
「風合い」のこだわり
綿菓子のようなフワフワな感触や、スポンジケーキのような嵩高感などタオルの「顔」をつくり上げる「仕上げ加工」。後晒タオルにとって最も重要な部分です。
環境へ最善の配慮を施したエコロジー施設の工場で、用途に合わせた最適な仕上げ加工を1枚ずつ丁寧に行っています。
泉州タオル
パイルの長さや、密度、ボリューム感などタオルの風合い、使いやすさに直接影響する原料は、泉州の後晒タオルに最適なものを厳選しています。
吸水性、やわらかさ、光沢感、乾きやすさや毛羽落ちの少ないものなど、産地メーカーだからこだわれるプレミアムな原料を使用しています。
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