佐竹ガラス株式会社
全国のガラス工芸職人が愛用する佐竹ガラス棒。
和泉国、現在の泉州北部では古くからガラス玉の製造が盛んで、泉州玉・さかとんぼと呼ばれていました。
飛鳥・奈良時代の遺跡より出土するガラス玉・勾玉などが泉州で作られていたのではないかとして有名な話です。
日本で唯一、戦前から続く工芸用色ガラス棒製造工場であり、全国のアーティストに愛用されるほどの品質を誇るガラスロッドを製造する歴史あるガラス工場 佐竹ガラス株式会社。
熟練の技術を持つ職人たちがひとつひとつ丁寧に手作りした160色以上もあるガラス棒。
佐竹ガラスで製造されているガラス棒は、「日本のトンボ玉作家はほとんどサタケを使用している」といわれるほどのシェアを占めており、 日本だけでなく世界中のアーティストにも愛用されています。
昭和2年(1927年)創業の佐竹ガラス。住宅街の一角にある風情あるたたずまいの社屋は国の登録有形文化財に登録されています。 工場施設は昭和初期頃の建設で、ガラス生地を製造する「溶解場」「作業場」「調合場」と3棟あります。
12~15時間かけて全体に1300℃になるまでゆっくりと溶解されたガラスを、ボウトウと呼ばれる長い鉄の棒で巻き付けながら大きくします。 耐火煉瓦と耐火材でできたレールの上に巻取ったガラスを同じ太さでまっすぐに引き流していきます。 すぐにガラスの温度が変化するので、その状況に合わせ一気に引かなくてはなりません。まさに経験から身体にしみついた職人技です。
ガラス棒を作る工場に併設されている工房では、ガラス玉に仕上げる加工をされています。
ガラス棒をバーナーで溶かして手早く棒に巻き付けていきます。きれいに形が整ったら、急激に冷めないように灰の上でゆっくり徐冷します。
こちらの工房の職人さんにGARDEN FIELD和泉玉アクセサリーのデザインと製作をしていただきました。
和泉玉アクセサリー
ブルーのガラスの中に箔を閉じ込めたほたる玉。蛍をイメージした深い青色の幻想的な光を放つとても綺麗なほたるガラスです。
和泉市はほたるガラス発祥の地と言われています。
直接肌に触れる金属部分はチタン、ステンレス、シルバー925(うち一部スターリングシルバー)を使用。ニッケルを使用していない素材で組み上げています。
ネックレスとブレスレットにはシルバー925(スターリングシルバー)のGARDEN FIELDロゴ入りプレートタグつき。
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